羅漢石

羅漢石(江田島市大柿町 長浜海岸から望む)

平宗盛率いる軍勢が源義経の追撃を逃れ、軍船を連ねて平氏の拠点彦島を目指して瀬戸内海を西へ向う途中、当時大美(多海おおみ)と呼ばれた当地(現在の大柿町大君)に上陸し一息ついたと伝わります。その後、この地を離れたわずか2日後、壇ノ浦おいて安徳天皇は入水し崩御されました。そのことを知った大君の住民は、王泊の山中にある海に向かって一列に並ぶ巨岩が、壇ノ浦に沈む平氏のように見えたことから「羅漢石」と名づけて安徳天皇や平家一族を偲び、手をあわせたと言われる。。

 

 

(参考)壇ノ浦の合戦~しものせき物語HP~
https://shimonoseki.travel/story/dannoura/index.html

 

<行き方>
呉市方面から行く場合は、早瀬大橋で江田島市に渡り、坂を下るとすぐ右折する道があります。また江田島市方面からだと、早瀬大橋の直前に左折できる道があります。その道を左折し、約800mの長浜海岸から山側を見ると岩の存在を確認できます。
(江田島市大柿町 長浜海岸から望む)