蹴り小島

蹴り小島(江田島市大柿町王泊)

平宗盛率いる軍勢が源義経の追撃を逃れ、軍船を連ねて平氏の拠点彦島を目指して瀬戸内海を西へ向う途中、当時大美(多海おおみ)と呼ばれた当地(現在の大柿町大君)に上陸し一息つきました。その時、安徳天皇が船からこの小島に飛び移り、小島を蹴って海岸の砂浜に飛び降りて上陸したことから、この小さな島を「蹴り小島(きりこじま)」と呼ぶようになりました。

 

<行き方>
呉市方面から行く場合は、早瀬大橋で江田島市に渡り、坂を下るとすぐ右折する道があります。また江田島市方面からだと、早瀬大橋の直前に左折できる道があります。その道を左折し約500m。牡蠣ひびの並ぶ入江に島の存在を確認できます。
(江田島市大柿町王泊)